土地に関する手続きは難しいものが多いです。売ったり買ったりするだけでも、登記をする必要があります。義務ではないのですが、しておかないと他に購入したという人が出てきた場合に、所有権が認められなくなる恐れもあります。売買や相続のたびにきちんと登記を済ませておくと安心です。

手続きが必要か、どのようにすればよいのかは一般の人にはわかりにくいので、司法書士などに相談してみましょう。無料相談などを行っている場合がありますから、そのような機会をぜひ利用してみましょう。自治体の広報などをチェックしておくとよいでしょう。

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不動産の持分と贈与について

不動産を購入しようとした場合多くの人は住宅ローンを組むことになりますが、借り入れ金額が多く一人ではローンが組めない場合には複数の人で借り入れることになります。この場合、所有者は借り入れた2人になりますが、持分もきっちり分けなくてはなりません。例えば、共働きの夫婦が2人の名義で借り入れし購入した場合、誰が何割の持分が正確に申告しなくてはなりません。

夫の用意した資金の方が妻より多いのにもかかわらず、何も考えず公平に半分ずつにしたのでは、贈与したことになってしまいます。当然、そこには贈与税も発生してくることになりますから注意が必要です。親に資金を出してもらった場合には、どちらの親が子にお金を用立てたのかも明らかにする必要があります。